GFX100RFの撮って出しJPGを嗜む | 撮影記

GFX100RFの撮って出しJPG 写真・カメラ

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28mmという焦点距離、というより、筆者は広角があまり好きではない。

空や地面が写りすぎる、主題を主題とするためにグッと寄る必要がある、構図を整理するのが難しい。

サクサクとテンポよくスナップ写真を撮るのが好きな筆者としては、相性の面でも悪い気がしていた。

ただ世に出てくるスナップシューターとも言われるカメラは、ほとんどが広角ではないか。

「広角を避けずに使う」ということは、ずっと個人的な課題でもあった。

そこで思い切ってGFX100RFというカメラに手を出してみた。

GFX100RFシルバーのロゴ
iPhoneで撮影

筆者の好きなGFXならば、広角でも気持ちが前向きになるのではないかと思った。

そんなGFX100RFと、今回はJPG撮って出しのみという条件で上杉神社周辺を散歩してきた。

よく晴れたコントラストの強い日の青空
青空と5月のみどり

この日はよく晴れていてコントラストが強かったので、DRを400に設定した。

JPG撮って出しだから、あとからハイライトを下げたりシャドウを持ち上げたりはしていない。

最近のFUJIFILMのカメラは、ハイライトとシャドウのトーンも調整できる。

日差しはあるが風が吹いて気持ちの良い日だったので、フィルムシミュレーションはCLASSIC CHROMEに固定し、カメラ内でコントラストは弱めに調整した。

お札焼きに使われる炉のようなもの
静かな場所で時を待つ炉

それでもコントラストが強いが、JPGでこれだけのダイナミックレンジを感じることができるのは流石。

フルサイズよりもボケやすいとはいえ、35mmのレンズ(換算28mm)にf4では寄り切らないとボケは得られない。

枯木と赤
まだ役目を負っていそうな枯木

赤も緑も青も画の中で調和させてくれるのがFUJIFILMの好きなところだ。

どれかが主張しすぎては撮って出しは難しい。

赤、緑、青の調和が気持ちいい
赤、緑、青の調和が気持ちいい

このGFX100RFにはアスペクト比切換ダイヤルが設定されている。

Instagramでお馴染みの1:1もファインダーを覗きながら撮れるというわけだ。

シネマティックな65:24
65:24で撮ればシネマティックに

筆者のお気に入りはこの65:24のアスペクト比だ。

広角で整理の難しい空や地面をカットすることで、人の目線から見た写したいものを写せる。

1億画素の威力
1億画素の威力

忘れてはならないのがこのカメラ、なんと1億画素もある。(正確には102MP)

このような高周波な被写体は、その力を存分に感じることができるだろう。

気分でアスペクト比を切り替える
1:1で収まりのいい被写体を探す

このアスペクト比切り替えダイヤルのおかげで、レンズ固定式とは思えないほど遊ばせてくれる。

細かいことは気にせず、気分で切り替えていいのだ。

気持ちのいい縦構図
縦構図が気持ちいい

FUJIFILMのGFXシリーズは4:3のセンサーを採用している。

このアスペクト比がデフォルトとなるわけだが、なぜだか縦構図で撮りたくなる。

スイレンが見頃だった
公園内の池にはスイレンが咲いていた

近年、単焦点レンズ固定式のカメラはクロップ機能がついている。

このGFX100RFにも例外なく、デジタルテレコンという機能で実装されている。

デジタルテレコンで鷹山公
デジタルテレコンで切り抜く

最大で換算63mmまで切り抜けるこの機能は、1億画素と相性がいい。

主題が弱くなりそうな距離感にあっても、ここまで寄れれば充分だ。

広角単焦点だけでは撮れない画
広角単焦点の撮って出しでは通常得られない画

これによって多少の望遠効果も得られる。

1:1のアスペクト比と合わせれば、広角単焦点の撮って出しとは思えないような写真も撮れる。

グレイン・エフェクトを感じる青空
グレイン・エフェクトの効果がわかりやすい

今回はDR400%に固定しているため、最低ISOは500となっている。

粒状感を乗せるグレイン・エフェクトとISO500のノイズ感がわかりやすい写真になった。

収まりのいいパノラマ感
このパノラマ感がいい

アスペクト比切り替えダイヤル、デジタルテレコン、そしてフィルムシミュレーション。

その他にも画作りの機能が1現場では使いきれないほど入っている。

圧倒的解像感
画面に手を当てれば質感が伝わってきそうな解像感

そしてこの解像感である。

しかしこれはミスショット。解像感を伝えたかったのにISO500のまま撮ってしまった。

つまりこれよりも更に伸びしろがあるということだ。

縦構図が好きになるGFX
何とも収まりのいい縦構図

お気付きであろうか、ここまで4:3で撮った写真は全て縦構図だった。

筆者もここまで書いてやっと気が付いた。

つまり、縦構図が好きな方には打って付けのカメラということだ。

気持ちのいい日だった
つい上を見上げてしまう気持ちのいい日だった

ここまでの写真を見て、単焦点レンズ固定式のカメラと信じられるだろうか。

改めて言うが、全て撮って出しのJPGである。

アスペクト比切り替えダイヤル、デジタルテレコン、フィルムシミュレーション、ダイナミックレンジ拡張、それに加えてハイライトとシャドウのトーン、グレイン・エフェクト、シャープネスや明瞭度も設定できる。

今回はテンポを重視してある程度設定は固定したが、被写体を見つける度にそれらを考えれば無限に楽めるカメラではないだろうか。

GFX100RFシルバー
このビジュアルが素晴らしい。iPhoneで。

サイズ感もGFXシリーズの中では最小で、大きいカメラが苦手な方も許容範囲のものになっていると思う。

普段の旅行ではカメラやレンズで荷物がパンパンの方も、このGFX100RFなら満足できるのではないだろうか。

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この記事を書いた人:タケ

おうち基地局の運営者。カメラ、動画編集、WordPress、AIツール、作業環境まわりを中心に、実際に使った感想や初心者目線で調べたことをもとに、始める前・選ぶ前の判断材料になる情報を整理しています。

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